【浦和 かっさ】年末年始の食養生~みんな大好き煮しめ編~

query_builder 2020/12/31
ブログ(ただいま仕分け中)
浦和40代女性を癒す経絡整体サロン|年末年始の食養生~みんな大好きしめ編~


~年末年始の食養生シリーズ~

お餅編はこちら


黒豆編はこちら


昆布編はこちら


エビ編はこちら


あなたが口にしている様々な食材。


カラダにどのようなエネルギーを与えているのか?

あなたはその食材の効能を意識して食事していますか?


私達が口にしている食材は、口で咀嚼し、胃腸に送りこまれ、生きていくために必要な3つのエネルギー気血水(きけつすい)を作り出します。


食べるものの性質と体質が噛み合っていないと、逆効果になる場合も・・・。

だからこそ!

自分の体質にあった食事を心がけてほしい!

経絡整体でカラダの根っこを整えながら、ライフスタイルに欠かせない食事にも目を向けてほしいと思って食養生の発信をしております。


そこで、年末にかけて

この時期に口にする食材を東洋医学の薬膳の目線でポイントをお伝えしていきます♪


2020年最終日の今日はコレ!


おせちの三の重に鎮座する煮しめに使われる根菜について。

まとめてお送りします(大晦日に巻き返し)


根菜は、土の中で育った食材。

五行に当てはめると、土が主る胃腸を元気にしてくれる効能がてんこもり。


お正月の煮しめに使われる根菜には

こんな意味が込められています。


人参:運がつく(んのつく野菜)

蓮根:先々の見通しが効く

里芋:子孫繁栄(子芋ができる)

八頭:出世(組織のあたま)

ごぼう:代々続く(土に根を張る)


今日は2020年最終日なので

人参・蓮根・里芋・ごぼうについて一挙に解説!

※五性・五味・帰経は下記に説明あり


【にんじん】


五性:平

→疲れを癒す/食欲不振の改善/気血の巡りUP


五味:甘

→補益:滋養強壮 緩急:痛みを緩める


帰経:肺、脾、肝


効能

→血(ココロとカラダの栄養)を補う/眼精疲労回復/免疫力UP

ポイント

◆胃腸を元気して気の渋滞を解消する効果もあり


こんな体質の人へ

◆血虚(クラクラ体質)

◆気滞(イライラ体質)





【蓮根】


五性:寒(生食の場合)

→熱を冷ます/喉の渇きや痛み

※加熱すると温に変わります

→疲労回復/食欲増進/気血の巡りUP


五味:甘

→滋養強壮/痛みを緩める


帰経:脾、心、胃


効能

→生食:こもった熱を冷まし、瘀血を散らす

    潤い補給、痰の緩和

→加熱:胃の不快感解消、下痢止め


ポイント

◆痰が絡む咳トラブルや喉の痛みに◎


こんな体質の人へ

◆瘀血(ドロドロ体質)

◆陰虚(カサカサ体質)





【里芋】


五性:平

→疲れを癒す/食欲不振の改善/気血の巡りUP


五味:甘・辛

→滋養強壮/痛みを緩める

→汗を出す/気を巡らせ体内の冷えや湿気を体外に出す


帰経:胃、大腸


効能

→疲労回復/食欲増進/肝機能UP/便秘改善


ポイント

◆ぬめり成分ムチンはコレステロール低下などの効果あり



こんな体質の人へ

◆気虚(ヘトヘト体質)

◆瘀血(ドロドロ体質)

◆陰虚(カサカサ体質)





【ごぼう】


五性:寒

→熱を冷ます/喉の痛み緩和


五味:辛・苦


→汗を出す/気を巡らせ体内の冷えや湿気を体外に出す

→余計な水分を取り除く/むくみ解消



帰経:肺、胃


効能

→疲労回復/食欲増進/肝機能UP/便秘改善


ポイント

◆ごぼうの種は漢方薬の材料(牛蒡子)

◆食物繊維で腸を整えるが、海藻類とは別に摂る

◆寒性なので冷えが気になる人は加熱して食べる



こんな体質の人へ

◆瘀血(ドロドロ血体質)

◆痰湿(ネバドロイライラ体質)渋滞+湿気+熱の混合タイプ

 甘・脂・お酒好き、運動キライ、ストレス過多に多い体質




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【薬膳の効能について】


五性:食べ物の陰陽の性質を5つの段階に分類      

寒・涼・平・温・熱


五味:五行から導きだされた5つの味のこと      

酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛い)              

実際に舌で感じる味+効能で分類される


帰経:食材により効果が表れる経絡や臓腑のこと


全てにおいての共通点

食べすぎNG!! バランスよくを意識してくださいね♪

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年末年始に限らず意識してもらいたいのは

【ただ、空腹を埋めるだけの食事】

ではなく、

【自分のカラダが喜ぶ食事を意識する】


カラダの可能性は無限大です。

栄養の浸透力が変わり、カラダがガラリと変わりますよ。


そこにプラスしてほしいのが【咀嚼】

咀嚼は消化酵素(唾液)を出し、消化を助けてくれる効果だけではなく、満腹中枢を刺激して、食べすぎ防止の役割も果たしてくれますよ。



2020年は自粛生活が続き、ライフスタイルに変化がありました。

テレワークによる運動不足と過食・恐怖心によるココロの不安定などの影響で、心身の免疫力が低下し、ウイルスの感染リスクとは別の不調を訴える人も増えています。


☑暴飲暴食

☑化学調味料や添加物

☑消化に時間がかかるもの

☑不安や思い悩みすぎの過剰な感情←ここ重要


これらは胃腸に負担をかける一因に。


製造工場の稼働率低下=免疫力の低下ですよ


東洋医学から見た免疫力についてのブログはこちら




不調には必ず原因があります。

未病(病気の一歩手前の不調)から病気へ進行させることは、ボヤを放置して大火事に進行させるとの同じこと。


ボヤのうちに消火し、被害を最小限に治める未病ケアに必要不可欠なのは

【自分の体質を知り、自分の体質に合ったケアをすること】


自分のカラダの一番の主治医は自分です。

自分の体質を知ると、自分をもっと大切にしたくなりますよ。


自分の体質がわからない人は、ふくなつめの体質診断をご利用下さい♪

オンラインでもご提供しています。


ふくなつめは

12月31日~1月2日までお休みを頂きます

年始は1月3日からになります♪


2020年もお世話になりました。

皆様にとって2021年は

ココロとカラダの免疫力が充実した年になります(予祝)



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